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9/2の宿主様の誕生日をもちましてバク獏100枚書けたのでサイト閉鎖しました。 二ヶ月弱ですがありがとうございました。
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こんなん載せて怒られないだろうか('д`)
皆様、LO/VE☆ドッ/きゅ/んをご存じですか?ホストが歌うホストの歌です(^ω^)



昨日友達とデート中、バク獏夫婦ネタ(すめ。は素で2人は結婚してると思っている)を語りつくし、この歌の替え歌をつくりました。ちなみにすめ。は歌って踊れます^p^
ニコニコで検索かけてみたらいいよ!流☆星踊ってくれてるよwwww
ネタでもいい方ワンクッションです。
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暗めでたいしてエロくもないけどワンクッション!
ずっとエロのターン。ワンクッション!





背中に感じる体温が心地よくて心拍数が少しだけ上がる。後ろから抱き締められるのは、嫌いじゃないよ。柔らかな午後の日差しを浴びて、ぼんやりとそんな事を思った。
『眠たいの?』
『ん。』
君は小さく頷くと、ぐりぐりと頭を押し付けてきた。首筋に当たる君の前髪がくすぐったい。動物の求愛行動って、こんなのなのだろうか。小さな子どもをあやしている様な、それでいて本能のままに行動する動物に懐かれているかの様な、不思議な気分だ。眠気に襲われた君はとても大人しくて、拍子抜けしてしまう。
『もう寝る?』
『ん。』
陽もまだ沈みきっていない夕刻の空気が肌に柔い。本当はまだ眠たくはなかったけれど、僕の思考は余り関係が無い。君が望むのなら僕は眠りの海に揺られよう。君が望むのなら僕はシーツの海に引き込まれて、暖かな夢を見よう。
後ろから抱き締められたまま夢の世界へ落ちていくのは、きっと、やっぱり、嫌いじゃないから。




背中に感じる体温が心地よくて、僕の鼓動はトクトクと高鳴って。
柔らかな午後の日差しの中、僕はいい夢が見れそうだな、と穏やかな心地にさらわれていた。




僕は君の事を何一つ知らない。
名前すら知らない。
だから何と呼んでいいのか判らない。
君とかお前とか、そういう呼びかけでしか君を振り向かせられないんだ。
背中に向かってねぇ、お前、と呼べば此方を向いてくれるけれど、後に残るのは空しさだけ。

『何か用かよ。』

くるりと向き直した君に、僕はふるふると首を横に振った。
何でもない、の意思表示だ。
変な宿主だな、と訝しそうな顔をした後、またお前は彼方を向いてしまった。
お前は何時も前を見ている。前だけを見つめているんだ。
僕がその背中だけを見ているなんて、知らないだろう。
呼ばないと振り向かない。
呼び名すら知らない。
そんな僕が声を張り上げて呼んだとしても、お前には意味の無い行為なのだろう。
けれど僕にとってその背は失いたくない、失えないものなのだ。




呼び名すら知らない。
遠い背中。
遠い存在。




それでも、お前が居なくなったら、僕はきっと壊れる。

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プロフィール
HN:
すめ。
年齢:
37
性別:
女性
誕生日:
1987/05/02
自己紹介:
Coccoだいすき愛してる。
ばくばくは結婚して第三子おめでたくらいいってる。
と思ってるぐらい頭沸いてる。でも書く小説は全くそんなことはなく、たいがい甘くない。
でも甘いのもあるよ。
ほぼバク獏でたまに他。みたいな感じ。
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