9/2の宿主様の誕生日をもちましてバク獏100枚書けたのでサイト閉鎖しました。
二ヶ月弱ですがありがとうございました。
背中に感じる体温が心地よくて心拍数が少しだけ上がる。後ろから抱き締められるのは、嫌いじゃないよ。柔らかな午後の日差しを浴びて、ぼんやりとそんな事を思った。
『眠たいの?』
『ん。』
君は小さく頷くと、ぐりぐりと頭を押し付けてきた。首筋に当たる君の前髪がくすぐったい。動物の求愛行動って、こんなのなのだろうか。小さな子どもをあやしている様な、それでいて本能のままに行動する動物に懐かれているかの様な、不思議な気分だ。眠気に襲われた君はとても大人しくて、拍子抜けしてしまう。
『もう寝る?』
『ん。』
陽もまだ沈みきっていない夕刻の空気が肌に柔い。本当はまだ眠たくはなかったけれど、僕の思考は余り関係が無い。君が望むのなら僕は眠りの海に揺られよう。君が望むのなら僕はシーツの海に引き込まれて、暖かな夢を見よう。
後ろから抱き締められたまま夢の世界へ落ちていくのは、きっと、やっぱり、嫌いじゃないから。
背中に感じる体温が心地よくて、僕の鼓動はトクトクと高鳴って。
柔らかな午後の日差しの中、僕はいい夢が見れそうだな、と穏やかな心地にさらわれていた。
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プロフィール
HN:
すめ。
年齢:
38
性別:
女性
誕生日:
1987/05/02
自己紹介:
Coccoだいすき愛してる。
ばくばくは結婚して第三子おめでたくらいいってる。
と思ってるぐらい頭沸いてる。でも書く小説は全くそんなことはなく、たいがい甘くない。
でも甘いのもあるよ。
ほぼバク獏でたまに他。みたいな感じ。
ばくばくは結婚して第三子おめでたくらいいってる。
と思ってるぐらい頭沸いてる。でも書く小説は全くそんなことはなく、たいがい甘くない。
でも甘いのもあるよ。
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