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9/2の宿主様の誕生日をもちましてバク獏100枚書けたのでサイト閉鎖しました。 二ヶ月弱ですがありがとうございました。
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ちょっとアングラなので一応ワンクッション。やっぱり対したことはないです。
喘ぎ声を書くのも恥ずかしいチキンマイハート。





プラトニック・ラブ。馬鹿馬鹿しい。そんなものを純愛だと呼ぶのなら、この世に愛なんてものは存在しなくなるだろう。
『んんっ、あ、ああ、ん。』
ゆるゆると出入りを繰り返す君自身に蕩かされながら、そんな事をぼんやりと思った。肉体的な欲求を離れた精神的な愛だ。身体の関係為さずして、果たして本物の愛なんて手に入るのだろうか。痺れる様な甘い痛みも快楽も、終わったあとの気だるい空気に鈍い痛みも、全て存在してこその感情では無いのだろうか。
『んっ、んっ、ふ、』
永遠かと思う程に止まない振動に声を抑えようとも、もう思わない。初めて身体を合わせた日、無理矢理に掻き抱かれてプライドを踏み躙られたあの日、どうして、と僕は問うた。どうしてこんな事をしたんだ、と。僕が嫌いなのだとしても酷すぎると。
それに対して君は簡単な事の様に軽々と口にした。抱きたかったからだ、と。
プラトニックな恋心なんて持ち合わせてもいないだろう君のストレートな言葉に、何も言えなくなってしまってからはずるずるとこうして夜毎身体を合わせる様になったのだ。




『ぅあ・・・っは!あああ、ん!』
一際激しい律動が僕を襲い、耐え切れなくなって弾けた自身とそれに伴い弛緩していく身体。力の抜けた僕の中で同じように果てた君が、ずるりと抜け出す感覚には、何時までたっても慣れない。
君が僕を抱きたかったのが、愛だなんて思える程僕は子どもでは無かったし、
それならばこの行為を拒まない自分に存在している感情こそが愛なのだと、言える程君に熱を上げているかと言われればそうでも無い。




ただそれでも、プラトニックな愛を貫く恋人同士、なんてものが存在しているのならば、それよりは。
非生産的な行為に身を委ね、闇に抱かれて闇に堕ちる僕と、快楽と鈍い痛みを与えてくれる闇そのものの君との関係のほうがきっと、ずっと、尊いものだ。




【ラヴカップルに10のお題】 :ユグドラシル 04:PLATONIC LOVER
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すめ。
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37
性別:
女性
誕生日:
1987/05/02
自己紹介:
Coccoだいすき愛してる。
ばくばくは結婚して第三子おめでたくらいいってる。
と思ってるぐらい頭沸いてる。でも書く小説は全くそんなことはなく、たいがい甘くない。
でも甘いのもあるよ。
ほぼバク獏でたまに他。みたいな感じ。
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