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9/2の宿主様の誕生日をもちましてバク獏100枚書けたのでサイト閉鎖しました。 二ヶ月弱ですがありがとうございました。
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同人界のご都合エロって感じの変態プレイ(本番では無いですが特殊なので)につきワンクッション!あと獏バクくさいけどバク獏だと言い張ります。






君の身体にとろとろの蜂蜜を塗りたくった。近くのコンビニに置いてあったチューブ型の、税込み398円の蜂蜜シロップを、だ。力任せに握り占めれば、それほど中身も無い為にあっさりと全て搾り出せる。君の顔からうなじにかけて、つぅ、と垂れて腹部まで。
重力に逆らえない液状のそれはぬめりとした光を放ちとても卑猥だ。
『美味しそう。』
くす、と笑って戸惑いなく舌を這わせた。まずは頬、とべろりと舐め上げれば、これ以上無い甘味に脳が揺れる。天然の甘味料に相俟って、君がとても甘くなった様な錯覚に陥るから不思議だね。どんどんと滴り落ちる蜜を必死で舐め取ろうとすると、君の瞳が揺れたのが視界に捉えられた。理解不能、と言いたげな視線が僕を更に追い詰める。ああ、堪らない。
『・・・美味しい。』
この甘さを君にも是非堪能してほしい。そう思いつぅ、と指先で救って君の口元に差し込んだ。熱い舌が指先に絡まり、その熱に指先だけでなくぞくぞくと体中を何かが伝う。今日の趣向では僕が指導権を握る筈だったのに、現実はといえばやはりこう、だ。君の舌に常の夜伽を思い出し、勝手に中心が立ち上がりかける。まだ、駄目だよ。この趣向を存分に堪能してからじゃないと面白く無い。君が戸惑う姿を見たくて始めた変態プレイはそれでも僕を追い詰める。難しいね。
指先を口元から離して首筋に舌を這わせれば、君の身体がぴくりと震えた。は、と零れ落ちた吐息に思わず顔が綻びそうになる。目論みは大方上手くいった様だった。君の感じている顔なんて、なかなか見れないもの。
ふと顔をあげると悔しそうな顔が僕を見下ろしていて、いよいよ僕の嗜好を煽りだす。サディスティックな君をこうして追い詰める僕にも、実はそっちの気があったのかもしれない。君に蹂躙され喜ぶいつもの僕からは想像出来ないけれど、もしかしたら僕も案外サドッ気があるのかもしれないね。
『・・・一体何がしたいんだよ。』
はぁ、と今度は吐息というより溜息が零された。そんな常識的な君の台詞に思わず笑ってしまいそう。何時もは、それは僕の台詞なのだ。君がそうやって戸惑う姿を見れるなんてとても貴重だね。
たまにはこういうのもアリじゃないかな、って思っただけだよ。




『バター犬、って知ってる?』
『・・・はァ?』
『そーゆープレイ。自慰でだけど。』
バターより蜂蜜の方がきっと美味しい。そう思ってわざわざ買いに出かけたのだから、このシチュエーションを存分に楽しんでくれなくちゃ困るよ。てらてらと光る粘着質な液体が君の身体を走っている、という倒錯的なこの状況を投影して、僕と同じ位楽しんでくれなくちゃ。
口内に広がる甘い蜜の味が、これからの君との情事を高めてくれると信じているから。
君自身にまで到達した蜜を舐め取る瞬間を想像して、また僕の中心は内側からじわじわと熱を上げていく。




独特の苦味をも中和させる甘い味が、僕の変態嗜好をも正当化してくれる筈だ。
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HN:
すめ。
年齢:
37
性別:
女性
誕生日:
1987/05/02
自己紹介:
Coccoだいすき愛してる。
ばくばくは結婚して第三子おめでたくらいいってる。
と思ってるぐらい頭沸いてる。でも書く小説は全くそんなことはなく、たいがい甘くない。
でも甘いのもあるよ。
ほぼバク獏でたまに他。みたいな感じ。
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